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揺レル肉塊

赤いロープが膚に擦れ、肉に食い込む。
女王様は無表情のまま、淡々と慣れた手つきでロープを君の体に回して巻き付け、縛り上げていく。
その手際の良さは、職人のようだ。
君は見る間に自由を剥奪され、ギチギチに縛られていく。

当然君は全裸で、ロープはその股間を強調するように縛っている。
勃起した君のペニスは、玉袋の裏側から絞り上げられた状態のまま、不様に露出している。
君の上半身は亀甲縛りで彩られていて、両手は腰に回されて手首を縛られ、下半身にも及ぶロープが膝や足首を括っている。

つまり今、君は直立不動のまま、緊縛されている。
歩くこともできないし、しゃがむこともできない。
体に食い込むロープによって、肉がはみだしている。
醜い姿だ。

女王様が天井から垂れ下がる鎖を引いた。
ガラガラと派手な音を響かせながら滑車が回って鎖が下りてくる。
その鎖にはフックが取り付けられていて、女王様は更にロープを使って君の体をそのフックに固定した。
勿論、君は何もできず、されるがままだ。

やがて、再び女王様が鎖を手繰った。
すると、大きな音をたてながら滑車が回って鎖が動き、君の体が引っ張り上げられていった。
君は為す術もなく、そのまま吊られた。
爪先立ちから、足が完全に床を離れた瞬間、強烈な不安定感とともに浮遊感が君を包み込んだ。
あらゆる部分のロープがいっそう肉に食い込んだ。
ロープが膚で擦れる。
君はエビぞりのような格好で、床から五十センチほど浮いた。
女王様が更に鎖を手繰ると、君の縛られている足が上方へと引っ張られ、君は下弦の月のような姿勢で中空で静止した。

女王様がそんな君のそばに来て、まじまじとその姿を鑑賞する。
体の自由を奪われたまま吊られている君は無防備で、不様だ。
職場の同僚でも友人でも家族でも誰でもいいが、誰にも見せられない恥ずかしい姿だ。
しかも完全に勃起している。
女王様が君の顔を見て、その目をじっと覗き込んだまま、股間のペニスに手を伸ばして無造作に握ると、そのまままるで牛か何か家畜の乳でも搾るかのように、手を上下に動かして扱いた。
君はその感触に快感を覚えつつ、縛られて吊られたまま、体を捩らせた。
女王様は茎を握って扱くだけでなく、玉袋を掌で包み込み、揉んだ。

君が体を揺らす度にロープが軋む。
女王様は君の股間から手を離すと、その浮遊している肉体から距離を置き、鞭を持った。
長い一本鞭だ。

既に君はひとりの人間というより、単なる肉塊と化している。
しかも相当醜い肉塊だ。
女王様が鞭をふるった。
鋭い鞭の先端が、君の体を打ち据える。
思わず君は「うぎゃあ」と声を上げて体を捩らせる。
無意識のうちに涙が滲んだ。
君の背中に赤い鞭の痕が刻まれている。

しかし泣こうが叫ぼうが、関係ない。
君はマゾで、奴隷だ。
いや、家畜かもしれない。
もっとも、いずれにせよ、もはや君は肉塊でしかない。

女王様が立て続けに鞭を打ち据える。
情け容赦のない、非情の鞭だ。
瞬く間に君の体に無数の鞭の痕が走り、膚が赤く腫れ上がっていく。
君は、泣き叫ぶ。
大粒の涙をぽろぽろと流しながら「女王様……お許しください……」と蚊の鳴くような声で悲壮感を漂わせながら言うが、鞭は止まない。

君は絶叫する。
肉塊が揺れる。
いい歳をした大の大人が、縛られて吊られ、鞭で打たれて、恥も外聞もプライドもなく、子供のように泣き叫んでいる。

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カテゴリー:金の鎖、銀の鞭
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