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ミッドナイト・デザート

深夜。
辺りは静まり返っていて、何の物音もしない。

君は白い陶器の皿を床に置き、その前で正座している。
もちろん全裸だ。
陶器の皿の傍らには、大きなクリスタルのグラスがある。
グラスの中は、空だ。

壁も床もコンクリートで固められた部屋は殺風景だ。
窓すらなく、時計もないので、正確な時間はわからないが、夜の餌の時刻からかなり時間は経過しているから、おそらくもう深夜で、そろそろ日付が変わるか、既に変わったか、そんな時間だろうと君は想像していた。
夜の餌の時、今夜はデザートをあげるからグラスと皿を用意して待ってなさい、という命令を君は受けていたから、もう何時間も皿とグラスを用意して待機していた。

やがてノックもなくいきなりドアが開いた。
正座の君は条件反射のように背筋をぴんと伸ばした。
綺麗な女性が入ってくる。
背が高く、肉感的で官能的なボディの女性だ。
彼女は君の飼い主だが、バストやヒップのボリューム感が素晴らしい。
女性はそんな自分の魅力を充分に認識しているのか、体にぴたりと張りつくようなラインの服に身を包んでいる。
上はタイトなオレンジ色のニット、下は白いデニムのミニスカートだ。
ニットはハイネックのノースリーブで、ミニスカートもそうだが、とても冬場のファッションとは思えない。
しかし、この部屋は寒いが、彼女の居住区は完璧な空調で常に快適な温度に保たれているから、全く問題はないのだった。

女性は、サンダルの尖った踵でコンクリートの床を踏みながら君に近づいてくると、空の皿とグラスを一瞥した。
その手には、ヨーグルトのパックとスプーン、そしてジンジャーエールのペットボトルを持っている。
君は期待を込めた目で無言のまま女性を見上げる。

「何?」
女性が皿とグラスから視線を外して君を見下ろし、訊く。
「い、いいえ……」
君は首を横に小さく振り、俯く。
飼われている君が自分の希望や主張を率先して口にすることは許されない。

「約束のデザートをあげるわね」
女性はそう言うと、溜め息をひとつ吐いてから、床にヨーグルトのパックやペットボトルを置き、腰を屈めて手をスカートの中に入れると、するりと下着を脱いだ。
それはワインレッドの高級そうなショーツだったが、君に与えられることはなく、すぐにスカートのポケットに押し込まれた。
女性はそのままグラスを拾い上げると、自らの股間の下へそれを差し入れ、何の躊躇もなく放尿した。
スカートの奥から金色の液体が迸り出て、湯気を立てながらグラスに注ぎ込まれていく。
強いアンモニア臭が漂い、尿は泡立ちながらグラスに溜まっていった。
そして並々と注がれると、その時点で女性はいったん放尿を止めてグラスを置き、床に直接残りの尿を排出した。
細かな飛沫が撥ね、コンクリートの床に黒い染みが広がっていく。

続いて、女性はスカートを大胆にたくし上げると、君に豊満な白い尻を見せつけるようにしながら床の皿をまたぎ、腰を落とした。
君はその夢のような形状に息を飲む。
女性の尻には神が宿っている、そう思った。
陰毛の茂みが、今の放尿のせいでまだ濡れている。
女性は、何の恥じらいを見せることもなく、そのまま脱糞した。
尻の穴の蕾が大きく膨らみ、プスッとガスが抜けた後、まるでソフトクリームの製造機のように黄金が捻り出されていく。
壮絶な香気が湯気とともに立ち上り、室内に充満する。
大量の排泄物が、圧倒的なボリュームで皿の上に盛られた。
充分に柔らかそうだが形状は崩れておらず、生のチョコレートの塊のように見える。
それはまるでカラメルでコーティングされたように表面が艶やかに光っている。
ヨーグルトとジンジャーエールが与えられるとばかり思っていた君にとって、この展開は完全に予想外だった。

女性はスカートのポケットからティッシュを取り出して尻を拭き、そのティッシュを排泄物の脇、皿の縁に添えると、下着を穿いた。
そしてグラスの小水と皿の便の上にペッペッと大量に唾を吐き、グラスの中の小水を三分の一ほど皿の便の上に零した。
それから女性はようやくヨーグルトのパックを開けてスプーンで掬い、口に入れると、咀嚼だけして排泄物の上にどぼどぼと吐き出した。
そのようにしてヨーグルトのパックを空にした後、ジンジャーエールのペットボトルのキャップを開け、飲み始めた。
しかしヨーグルトと同じように口には含んだが飲み込みはせず、くちゅくちゅと濯ぐと、ぐちゃぐちゃなヨーグルトの上にどばっと吐いた。

白と茶のコントラストが際立つ凄まじいデザートが君の前に出現した。
なんとか固形らしさを残す物体は金色の液体の中に沈んでいて、ジンジャーエールの炭酸が小さく弾けている。
結局ジンジャーエールは半分ほど残したが、女性はその足許の皿を顎でしゃくると、君に冷ややかな声で言った。

「おしっこは後で飲めばいいから、とりあえず早く食べなさい」
「あ、ありがとうございます……」
さすがの君もこの物体を口にすることには躊躇してしまい、動きが止まる。
「なに? なんか不満なの?」
女性が君を見下ろす。
「いいえ滅相もございません」
君は激しく首を横に振る。
そして心の中で強く自分にマインド・コントロールでもかけるかのように(これは決して汚物ではない高貴なデザートなのだ、これは決して汚物ではない高貴なデザートなのだ、これは決して汚物ではない高貴なデザートなのだ)と何度も言い聞かせ、言う。
「とてもありがたいです。嬉しいです。ありがとうございます! いただきます!」

君は四つん這いになって床に両手をつき、皿に顔を接近させた。
甘く壮絶な臭気が鼻腔を突き抜け、普通の生活の中ではまず間近で見ることはない物質が目の前に迫る。
君はごくりと唾を飲み込み、僅か十センチほどの距離で物質と対峙する。
その瞬間、君はいきなり女性に後頭部を踏まれた。
顔面からその柔らかくて暖かい物質に突っ伏す。

「さっさと食べなさい」

女性は君の後頭部を踏んでぐいぐいと排泄物に顔を埋めさせた。
君はひしゃげたカエルのような不自由な体勢のまま思いきって口を開き、ヨーグルトとジンジャーエールのソースで彩られた女性の排泄物を口一杯に頬張った。

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カテゴリー:金の鎖、銀の鞭
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