Sitting you

日中の気温はゆうに三十五度を超え、夕方になってもほとんど下がる気配がなく、蒸し暑さが続いている。
空調の効いたビルの中などから出てくると暑さが余計に堪えるのか、路上を漂うように流れていく勤め帰りとおぼしき人たちの足取りは一様に重い。
ヒートアイランド現象なのか、とくに街中の気温上昇がひどい。
かなり日が傾いた時間であっても、アスファルトの街路を歩いているだけで、息が詰まりそうになる。
ビル風は熱風で、行き交う人々は誰もがうんざりした表情で汗をかいている。
もはや都会という名のコンクリート・ジャングルは、ニュータイプの亜熱帯だ。

部屋に入ってきた女の子は、バッグをベッドに放り捨てると、「あっつーい」と言いながら、エアコンの風の吹き出し口の下へ直行した。
そして冷風を浴びながらTシャツの胸元をぱたぱたと扇ぎ、「涼しい」と呟く。
そのTシャツは紺色のものだったが、よく見ると腋や背中に汗染みができている。

君はカーペットの床で既に全裸となり、あのTシャツの腋の部分の匂いを嗅いで汗染みをちゅーちゅーと吸いたい、と夢想しながら、悶々とした気分で正座している。
「なんかもう全身汗だく」
女の子は君の夢想に気づいているのかいないのか、それは不明だったが充分に挑発的なことを言いながら、スキニーのジーンズのボタンを外し、脱ぎ始めた。
ただでさえ脚にぴたりと張りつくようなスタイルのタイトなジーンズなのに、汗で吸い付いてしまっているのか、女の子は窮屈そうに脱いでいく。
君はその様子をじっと見つめているが、女の子は君の存在などまるで気にせず、ジーンズを脱ぎ終えると、それを床に投げ捨てた。
結局女の子はTシャツを脱がなかったし、その汗ばんだ部分を君に与える気はさらさらないようだった。
君は脱ぎ捨てられたジーンズを見遣って、それを抱き抱えて様々な部分の匂いをクンクンと嗅ぎたい、と思ったが、げんきんなもので、君の意識はすぐに、パンティ一枚になっている女の子の尻に向けられた。

女の子は、白地に水色の縞模様の綿パンを穿いていた。
柔らかそうな豊満な尻が、小さめのパンティに包まれている。
むっちりとした、肉感的な尻だ。
君はつい先ほどまでの腋の汗染みに対する執着を忘れ、肉感的な尻を食い入るように見つめてしまう。
こんな暑い日だから、尻や股間を包み続けた下着の状態も相当なものだろう、と想像する。

「すげー見てるし」
つと女の子が君を振り返って笑いながら言う。
君は慌てて視線を床に落とし、「すみません」と呟く。
「とりあえずさあ」
女の子が人差し指を立ててくいっくいっと動かして君を呼ぶ。
「疲れたから、こっち来て椅子になれよ」
「はい!」

君はいそいそと立ち上がって女性の後方へ行き、再び正座した。
そして顎を上げて首をのけぞらせ、静止する。
女の子は、「よいしょっ、と」と言って、君の顔に腰を落とした。
女の子の尻の質感が君の顔面を被う。
尻は柔らかく重く、パンティは汗で若干湿り気を帯びており、君はむっとした甘い香りに包まれた。
女の子は、君の鼻にアヌスを、口のあたりに膣があたるようにポジションを調節し、体から力を抜いた。
すると、女の子の体重が君の顔面にのしかかり、君は首筋に力を込めてその量感に堪えた。
太腿に置いた手に力を込め、背筋を伸ばす。

女の子の尻、その股間は、芳しい。
洗練された豊潤な香りだ。
その部分の布には汗やおしっこの残滓や愛液など様々な体液が入り交じったような魅惑の香気が染み込んでいて、しっとりと湿るパンティの感触は夢のようだったし、それを介して伝わる女の子の体は温かく柔らかかった。
君のペニスはたちまち激しく勃起し、反り返りながら天を衝く。
視界は尻によって完全に塞がれ、呼吸も決して楽ではないが、女の子の股間に包まれているその感触は、君にとって天国にいる境地だった。
君は我を忘れてフンフンと大胆に鼻を鳴らしてパンティの股間部分の匂いを嗅ぎ続ける。
その匂いは、ふつうなら、臭(くさ)い、臭(にお)いだ。
しかしその「臭い(におい)」も、かわいい女の子のものであれば「匂い」に変換され、崇高な香気となる。

そうして君が馨しい尻の匂いと重量感と下着の感触に酔いしれていると、しばらくして女の子は唐突に尻を浮かし、命じた。
「ちょっとバスルームへ行きな」
「はい」
いったん君は立ち上がり、そそくさと浴室へと移動した。
君の後ろから女の子はついてきて、君がドアを開けると、更に命じた。
「仰向けに寝な」
「はい」
そう君がこたえると、女の子は更に急かした。
「ほら、早く早く、もう漏れる」
「あ、はい、すいません」
君は謝りながら、命じられた通り、床で仰向けに体を横たえた。
背中がひんやりとしたが、暑い日のことなので、その冷たさは心地よかった。
すかさず女の子が君の顔を跨いだ。
そして下着を脱ぎ捨てた。
君の視界に、陰毛に被われた魅惑の股間が広がる。
女の子は脚を開いて立っているので、股間の中心のスリットも陰毛の茂みの間でぱっくりと開いていて、ピンク色の粘膜が艶やかだった。

君が毛深い股間に痴呆のように見とれていると、女の子は若干尻を落として中腰になり、いきなり放尿を始めた。
君の顔面に濃厚な金色の温水が降り注ぐ。
君は首を持ち上げ、大きく口を開き、必死にそれを飲んだ。
女の子が放尿を続けながら、そんな君を覗き込んで言う。
「これは聖水じゃないよ、単なるおしっこ。だって、おまえなんて便器でしょ?」
「ふぁい」
君はおしっこが目に入らないよう瞼を閉じ、しかし口は一杯に開いたまま、こたえた。
しかし上空から降り注ぎ続けるおしっこの勢いは凄まじく、いくら君がそれを飲み尽くそうと頑張っても、喉の処理能力が全く追いつかず、しかも亀裂から噴出し続けるそれは奔放に飛び散っているので、その全部を飲むことは不可能で、君は顔面だけでなく上半身までおしっこに塗れてしまう。
おしっこは見る間に床に溜まりを作っていく。
君の髪はその中で既にぐしょ濡れだ。

やがて放尿の勢いは弱まり、止まった。
君はようやく目を開いたが、睫毛に付着した飛沫のせいで、視界は金色に霞んでいる。
君は何度も眼を瞬いた。
そうしていると、何も告げず女性は腰を落としてきて、君の顔面に座った。
濡れた陰毛が君の顔を撫で、肉が密着し、アヌスが鼻のてっぺんに、膣が君の口に押し付けられる。
女の子は、君の顔面に尻を落としながら、正座のような要領で膝を畳んで体の力を抜き、全体重をかけて君の顔を圧した。

尻の谷間は汗ばんでいて、その肉が顔面に密着すると、途端に君は呼吸困難に陥った。
鼻も口もぴったりと肉によって塞がれて、尻の感触や重みは甘美だったが、呼吸ができない恐怖は君を激しく混乱させた。
君は必死でもがいたが、女の子はどすんと座ったまま、さらにぐいっぐいっと腰をグラインドさせた。
その度に、少しだけ顔と尻が離れ、君はその一秒にすら満たない僅かな時間を逃さず、必死に息を吸った。
部屋には空調が効いているのだが、君は暑くてたまらず、汗が噴き出している。

「舐めて綺麗にしろよ」

女の子の声が響いて、君は「ふぁい」とこたえると、亀裂に舌を伸ばして誠心誠意舐めた。
亀裂の奥まで舌を差し入れ、激しく律動させた。
陰毛の感触がくすぐったかったが、君は無我夢中で亀裂を舐め、しゃぶり尽くしていった。
亀裂は最初のうち、おしっこの味がしていたが、やがて甘い蜜が溢れ始めて、君はそれを啜った。
蜜は君の顔面をべとべとにしながら、次第に亀裂自体が溶け出したように柔らかくなっていき、まるでタコの吸盤のように君の口を被った。
途端に息苦しくなる。
しかし君は溶けた亀裂に吸い付き、縦横無尽に舌を動かし続けた。

「オナニーしたければしてもいいよ」

顔の上に座る女の子の声が聞こえて、君は「ふぁりがふぉうごふぁいまふ」と礼を述べた。
ありがとうございます、と言ったのだが、女の子の股間が口許に密着しているため、そんな発音になってしまった。
それでも君は、酸素不足で朦朧とし始めている意識の中、いきり立っているペニスを握ると、猛然と擦り始めた。

広告
カテゴリー:金の鎖、銀の鞭
  1. 2012/09/25 11:32

    聖水プレイ(飲尿プレイ)はわたしのSMプレイでは欠かせません。お仕置きではなくご褒美として。いろいろな飲み方がありますが、やはり一番嬉しいのは女性器に口をつけて直飲みさせてもらう方法です。まず漏らしたり、こぼしたりすることがありませんし、確実に自分の口に入るので、鼻や目に入ることもありません。慣れれば呼吸をしながら飲み続けることも可能になります。勿論女王様がおしっこを出す量、速さを調節して下さる協力も必要ですが。全部飲みきった時の達成感、充足感、もう少し飲みたくて、ちゅうちゅう吸っておねだりする時もあります。おしっこを出していただいた後になめて掃除をさせてもらうのも嬉しい行為です。このストーリーのように「甘い蜜」のような液が出てくるまでご奉仕できたらどんなにか嬉しいことでしょう。この女王様は言葉使いは乱暴ですが、きっとこの奴隷をとても慈しんで下さっているのだと思います。

  1. No trackbacks yet.

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。