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情熱の炎

君は与えられたばかりのまだ温もりを残すパンティを両手で顔の前に掲げ持ち、丁寧にそっと広げた。
黄ばんだクロッチの部分に、艶かしい滑りがべっとりと付着していて、君は思わず生唾をごくりと飲み込んだ。
既に現実離れした芳醇な香りが生々しく匂い立っている。

君は今、脚を組んで椅子に座るミニスカート姿の女の子の前で床に跪いている。
もちろん全裸で、ペニスは勃起している。
女の子のスカートは極限まで短いため、脚を組むと裾が大胆に捲り上がり、肉感的な太腿が露になっている。
その足許は、素足に履いた白いレザーのスニーカーだ。

君の手にあるパンティは、この女の子がつい先ほどまで穿いていて、目の前で脱がれたばかりのものだ。
だから女の子のスカートの中は今、ノーパンだ。
しかし君がその中を見ることはできない。
君はせいぜい物欲しげな眼で、むっちりとした太腿を凝視することしかできない。
とはいえその太腿も、どれだけ触りたくても、触れない。
当然だろう。

「汚れているでしょ?」
クロッチの汚れをじっと見つめている君に、女の子が笑いながら訊く。
「いいえ、素敵です」
君は横に首を振る。
君にとってこの魅惑の小さな布は、世界で最も高貴な布だった。
汚れすら崇高だ。
いや、そもそもクロッチの沁みは、「汚れ」ではない。

「すっごい大事そうに持ってるよね、わたしのパンツ」
呆れ気味に女の子が言い、心持ち体を前のめりにして足許の君を覗き込むように見下ろした。
「はい」
「ま、おまえみたいなキモい変態には、パンツの臭いで充分だよね」
「はい」
「女のマンコを直に舐めるとかなんて、贅沢過ぎてありえねえし」
「はい」
「でもそのパンツ、しまむらで380円の安物なんだけど」
「ぜんぜん安物になんか見えないです」
それは、薄いピンクの地にグレーのボーダーが入った、ごくありふれたコットンのパンティだったが、君にとって高価か安価かなんて全く問題ではない。
百円のものでも十万円のものでも、価値としては同等だ。
しまむらだろうとヴィクトリアズ・シークレットだろうと差異はない。
いくらのものであろうと、どんなブランドのものであろうと、素敵な女の子が着用したパンティであれば、等しく尊いことに変わりはない。
「じゃあ」
女の子は笑いながら君の頬をビンタし、命じた。
「わたしの眼を見ながら臭いを嗅いでみ」
「はい!」
君は広げたパンティのクロッチを顔に近づけ、鼻先を向ける。
そして鼻孔を思いっきり広げて匂いを嗅ぎながら、オドオドとした気弱な眼で女の子の顔を見上げた。
そんな君の仕草に、女の子は手を叩いて大受けした。
「すっげーキモいー、有り得ないくらい不細工過ぎて、キモ過ぎるー」
君は露骨に嘲笑されながらも半眼で香りにうっとりとなっている。
「人として駄目だろ、おまえ」
「すみません」
口ではそう謝罪したが、全く深くは受け止めていない。
布に鼻が触れるか触れないかという距離まで最接近し、嗚呼なんていい匂いなのだろう、とその香気に酔いしれながら心ゆくまで堪能する。
「そのまま舐めてみ」
女の子が笑いながら命じた。
「はい!」
君はすかさず舌先を尖らせ、滑りをぺろりと舐めた。
「うわっ、汚ねえ」
女の子は顔を顰めた。
君は思い切って唇を窄めながらその沁みを、クロッチの布もろとも吸った。
「まじスゲーよ、おまえ、つうかよくそんなもん舐めるな、臭いだろ?」
「いいえ、いい匂いですし、美味しいです」
君は即答し、そう断言した。
すると女の子は、もうまじキモすぎる、と言って、君の手からパンティを取り上げた。
君は泣く泣く手放し、それでもなお名残惜しげに女の子の手の中のパンティを見つめる。
そんな未練がましい君の前で、女の子は床にとろりと濃厚な唾を垂らし、新たに命じた。

「四つん這いになって、舐めてみ」
「はい!」

君は床に両手をつき、尻を上げて、床の唾を舐めた。
女の子はそうしている君の顔のすぐ前に、更に次々にぽたぽたと唾を落とした。
もちろん君はどんどん舐めていく。
大きな唾の溜まりは、まるで目玉焼きの黄身でも啜るように、唇を窄めてちゅるりと吸い上げ、飲み込む。
「ありえねえよ、まったくおめえ、何者だよ」
女の子が腕組みをし、足許で唾を啜り続けている君の後頭部をスニーカーの底で踏みながら言う。
「ただの変態マゾです」
君は犬のように床を舐めながらこたえる。
「ただのって……充分過ぎるだろ」
「すみません……」
「なんかおまえ、鼻くそでも喜んで食いそうだよな」
「はい」
「はいって……食うのかよ?」
「すみません」
「つうか、うんこだって食いそうだな」
心の底から君を軽蔑するようにせせら笑って女の子が言う。
「はい」
「食うのかよ?」
女の子が呆れて言う。
君は眼を輝かせて女の子を見上げた。
「いただけるのですか!」
すると女の子は手を顔の前で何度も振った。
「無理無理、つうか人前でなんか出来ないし、出ない」
「目の前で無理なら、トイレで紙皿にでも出していただいて、それをお与えいただいても構わないのですが」
君は控えめに、しかし強く食い下がったが、女の子は簡単に却下した。
「なんでそんなに必死なんだよ、絶対無理だって、おまえが待ってるって思ったら、それだけでもう出ねえよ」
「そうですか……」
君が落胆していると、女の子は畳み掛けるように言った。
「ていうか、おまえ絶対頭おかしいって、だってうんこだぞ、うんこ、そんなもん食うなんてありえねえよ」
「はい……すみません……」
「うんこは食いもんじゃねーから」
「はい……」
「念のために言っておくけど、おしっこも飲みもんじゃねーからな?」
「はい……」
明らかに気落ちしながら君は力なく頷いた。
「しょげてんじゃねーよ、ていうか、ほんとド変態なんだな」
つくづく呆れきった様子で女の子が言う。
「すみません……」
床に落ちたすべての唾を舐め終えた君は、返す言葉もなく、項垂れた。

「おまえさあ、そんなに変態なら臭い足とかも好きなの?」
「はい!」
君は正座したまま背筋をピンと伸ばして答えた。
「今、すげームレムレなんだけど?」
スニーカーの足を君の顎の下に入れて爪先で持ち上げながら言う。
「是非とも匂いを嗅がせていただいて、できればおみ足を舐めさせていただきたいです」
爛々と輝く眼を女の子に向けて、慈悲に縋り付くように君は言った。
「かなりヤバいよ?」
「大丈夫でございます」
君がそう胸を張って宣言すると、女の子は手を使わず足だけで無造作に右足のスニーカーを脱いだ。
そして現出した素足を君の顔の前に突きつけた。
「ほら」
爪に何も塗られていない、ナチュラルな足だ。
ほんのりとピンクに色づいた足先から湿り気を帯びた生温く濃厚な芳香が放たれている。
「失礼致します」
君は逸る気持を抑えながら、静かに女の子の足を両手で持った。
そしてまず足の裏の、指の付け根のぷにぷにした柔らかい部分に鼻先を押し付けて埋め、暴走する掃除機のバキュームの如く饐えた匂いを吸引する。
続いて、丹念に舐めていく。
足の指を一本一本口に含んで充分にしゃぶり、指の間へ舌を差し込み、更に足の裏から甲まで全体的に執拗に舌を這わせていく。
そんなうっとりとしながらひたすら足を舐め続ける君を、女の子は唇を歪め眉間に皺を寄せて見下ろしながら、じきに吐き捨てた。
「もうまじキモい」
そう言って、先ほどのパンティと同じように、いきなり足を引いて君から離した。
その代わり、脱いだスニーカーを床から指先で摘んで拾い上げると、それを君に示した。

「この中の臭いを嗅ぎながらシコって見せろ」
「はい!」
「たぶん壮絶だぞ?」
「嬉しいです! ありがたいです!」

君は左手でスニーカーを持ち、熱り立っているペニスを右手で握ると、靴の中に鼻先を突っ込んだ。
湿り気を帯びた刺激的な香気が鼻孔を貫く。
君はそのまま深呼吸した。
籠る空気を鼻から吸い込み、口から吐く。
そして腰を浮かし、おもむろにペニスをしごき始める。

「うっわ、靴の臭い嗅ぎながらマジでシコシコやってるよ、こいつ、ありえねー」

足をバタバタさせて大笑いする女の子の前で、君は情熱の炎を燃やしながら猛然とシコる。
はあはあと息を荒げながら、半ば眼を閉じて行為に没頭する。
靴の中に鼻と口を入れて、香りが漏れ出ないよう、その靴全体を自分で強く顔面に押し付けて逃げ道を塞ぐ。
鼻先の狭い空間に充満する温かく強烈な足の臭いが、君の理性を粉砕していく。
やがて射精の衝動が突き上げてきた。
君は女の子のバカにしきった笑い声を浴びながら、そのまま射精する。

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