21時47分

「じゃあ、お先に」
最後まで残っていた同僚が席を立ち、鞄を持った。
パーテーションで仕切られた自分のデスクでまだパソコンの画面と対峙していた君はつと顔を上げ、言った。
「お疲れさま」

21時47分。
同僚が事務所から出て行くと、フロアにはもう君と部下の女子社員しかいない。
広い部屋の照明も、君のいる部署の明かりは灯っているが、部分的にはもう落ちていて、薄暗い区画もある。
やがて、まだひとりだけ残っている女子社員が、君の傍らまでやってきた。
そして、いきなり君の髪を掴むと、そのまま床に倒した。
君は椅子から転げ落ちるように床に膝をつくと、正座をした。
女性は感情のない冷めた目でそんな君を見下ろし、ビンタを張った。

「さっさと全部脱げ、豚」
「はい!」

君はそそくさと服を脱ぎ始める。
上着はもともと着ていなかったので、ネクタイを外してシャツを脱ぎ、立ち上がってパンツとトランクスを下ろした。
靴下と靴だけを履いたまま裸になると、ペニスは既に勃起している。

「てめえ、よくもまあ今日も偉そうにしてくれたな、あ?」

女性は吐き捨て、改めて正座をしている君の頬を立て続けに何度も平手で張った。
無人の静かな事務所内に乾いた音が連続する。
「申し訳ございません」
君は歯を食いしばって頬の痛みをこらえながら謝った。
「変態マゾ豚の分際で生意気に」
女性は君を蹴り、顔に唾を吐いた。
君の顔面を生暖かい感触が流れていき、更に勃起が固くなる。
「ビンタされて唾を顔に吐かれてチンポビンビンとは、ほんと救いようのないクズだな、おめえは」
「申し訳ございません」
君はひれ伏し、額を床に擦り付けた。
その後頭部を女性はパンプスの底で踏んだ。

勤務時間内とは完全に立場が逆転している。
部下の年下の女性が、今は君の支配者だった。

女性は君の後頭部から足を下ろすと、デスクに座った。
そして、跪いたままようやく顔を上げた君の目の前に、パンプスを履いた足先を突き出す。
事務所内用のその白い合皮のパンプスは薄汚れていて、ストッキングの足を包み込んでいる。
君の顎の下にその爪先が宛てがわれる。
微かに饐えたような匂いが君の鼻先をくすぐる。

「一日中履きっ放しだったからもうムレムレなんだけど」
女性はそう言い、気弱な目で見上げている君の瞳を挑発的に覗き込んで訊く。
「匂い嗅ぎたいか?」
「はいっ!」
君は声を張り上げてこたえた。
そんな君を女性はあからさまに侮蔑の目で見下ろし、嘲笑しながら言った。
「じゃあ、脱がせて、嗅げよ」
「ありがとうございます!」
君は両手で女性の足を持ち、丁寧にパンプスを脱がした。
すると、一気に強烈な香気が爪先から立ち上った。
肌色のストッキングを透かしてペディキュアの色彩が見えた。
それは濃い赤で、すべての爪に塗られている。
君は脱がしたパンプスを床に置くと、左手で女性の足の踵を、右手で土踏まず辺りをそっと支えつつ、「失礼します」と言って、その爪先に鼻を押し付けた。
爪先は湿っていて、強烈な芳香が籠っていた。
君はその柔らかい感触にうっとりとなりながら、香気を一気に吸引する。
ペニスが限界いっぱいまで反り返る。
無意識のうちに君の腰は浮き上がっていて、女性は、空いているほうの足の爪先で君の固くなっているペニスを蹴り、笑う。
「カチンカチンじゃん、おまえ、ほんとに臭い足の匂いが好きなんだな」
「すみません」
君は足の裏の指の付け根のぷにぷにした部分に鼻先を埋めながら謝罪した。

やがて、君の中で射精願望がわき上がってきた。
「お願いします、このままオナニーさせてください!」
君は切望した。
しかし、呆気なく、却下される。
「まだ早い」
女性はそう言うと、足を引き、君を蹴っ飛ばした。
そして床に降り立ち、さっさとパンプスを履くと、体勢を立て直した君の髪を掴み、引きずるようにして歩き出した。
いきなり「お預け」を食ったようなものだったが、君はされるがまま、四つん這いでついていく。

女性は君をそのまま女性用の更衣室へと連行した。
女子の更衣室なんて男性社員にとっては禁断の園だったが、女性は君を引きずったまま中に入ると、自分のロッカーを開けた。
そして中から最近まで事務所内で履いていた古いパンプスを取り出すと、それを君の目の前の床に放り出し、言った。

「今日はここで、この靴とセックスしろ。片方の匂いを嗅いで、もう片方にチンポ突っ込んで擦って、で、そのまま中出ししろ」
「はい!」
「どうせもう捨てるヤツだから」
「よろしければ、ゴミ箱に放り込む代わりに、いただけませんか?」
「は? アホか? おめえなんかゴミ箱以下だろうが」
「申し訳ございません、でしたら、買わせていただきたいです」
「調子に乗るな、金でわたしの物を手に入れようなんて、おまえは何様だ? あ?」
女性は強烈なビンタを君の頬に炸裂させた。
「申し訳ございません」
君は床に額を擦りつけて謝罪の言葉を述べた。
「いいから、さっさとやれ」
「はい!失礼いたします」
君は改めて中腰になり、まずひとつの靴を拾い上げると、左手で持ってその中の匂いを嗅いだ。
内部には、もう染み付いてしまっているものなのか、微かな香気が残っていた。
君はそれを吸い込み陶然となりながら、もうひとつのパンプスを右手で拾い、その中に勃起しているペニスを入れて中敷きに亀頭を宛てがった。
そして、左手に持ったパンプスの中の匂いを嗅ぎながら、右手に持ってペニスを突っ込んだパンプスを上下に動かしながら中敷きに亀頭を擦り付け、五感を使って靴とセックスをした。
その君の姿に女性は爆笑し、携帯電話で何枚も写真を撮った。
写真の後は、「これは動画のほうが絶対面白いわ」と言って、ムービーの撮影も始めた。

「壮絶な格好だな、おい」
撮影を続けたまま、女性が爆笑する。
「すみません」
君は口では謝りながらも、匂いを嗅ぐことも、ペニスを擦ることも止めない。
こんなことをしている画像や動画がばら撒かれたら君の人生は一瞬で終了になりそうだったが、君に拒否する権利はない。

「おまえ、最高だよ」

やがて女性の嘲笑の中、君は「ああ」と身悶え、呆気なくそのまま射精した。
噴出した精液は、パンプスの奥、爪先のほうまで飛び、べっとりと付着した。
君はぐったりとなりながらもまだ鼻先に片方のパンプスを押し付けたまま、中出しを果たしたパンプスもゆっくりと動かし続け、自らの亀頭を使って尚も入念に精液を中敷きに擦り付けた。

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カテゴリー:金の鎖、銀の鞭
  1. 匿名
    2014/07/11 00:05

    最高でした。年下女性に逆転されて部下として扱われていく過程を読んでみたいです。

    • nk
      2014/07/11 19:28

      感想、ありがとうございます。基本的に続編的なものはまったく考えていないのですが、機会があったら作ってみます。

  2. 匿名
    2014/08/17 16:52

    お返事いただけて感激です。

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