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サンシャイン・ビーチ

その貸別荘は小さな岬の先端の崖の上に建っていて、周囲は雑木林に囲まれている。
家の建物の前に芝生の庭が広がっていて、その際まで行くと、木製の板を埋めて造った幅の狭い階段が崖の下へと続いていて、下りきると、砂浜に出る。
砂浜はさして広くない。
小さな入江の中にあり、端から端まで百メートルもない。
しかも満潮時には、半分以上水没してしまう、ささやかなビーチだ。

君は林の中に続く曲がりくねった狭い私道を慎重に登りきると、ミニバンを建物の裏手のスペースに止めた。
貸別荘は、一階建てで、ログハウス風の建物だ。
君は車のエンジンを切ると、後部座席のドアを開いた。
「お疲れ様でございます」
恭しく頭をざけた。
「お疲れ」
まず、君の飼い主である美しい女性が降りてきて、その後に、彼女の友人である二人の女性が続いた。
友人の女性たちも飼い主の女性同様、美しい。
君はポケットの中から建物の鍵を取り出し、三人に先立って玄関に向かうと、ドアを開けた。
「どうぞ」
ひとまず三人をリビングへ誘導し、建物内部の空気を入れ替えるために、すべての部屋のほとんどの窓を開け放った。
と同時にエアコンのスイッチも入れ、ソファに身を沈めている女性たちに訊いた。
「何かお飲みになられますか?」
「水でいいわ」
飼い主の女性が言い、二人の女性たちも同調した。
「少々お待ちください」
君は頭を下げてリビングを出ると、外に出て車に戻った。
そしてリアのゲートを開け、女性たちの荷物や、食材や飲み物が入っているクーラーボックスを家の中に運び込んだ。
いったん女性たちの大きなバッグ類は玄関に置き、クーラーボックスを持ってキッチンに入った。
そしてボックスを開けて食材や飲み物を冷蔵庫に納めてから、念のためにグラスを洗い、三つのグラスに買ってきた氷を入れ、ミネラルウォーターのボトルのキャップを開けて注いだ。
そのグラスをトレイに載せてリビングに戻り、「お待たせいたしました」と三人の女性たちの前に水を置いた。
「ありがと」
飼い主の女性が頷き、女性たちは水を飲んだ。
君はその間に彼女たちの荷物をそれぞれの部屋に運ぼうと思い、訊いた。
「お部屋はどちらになさいますか?」
「どこでもいいわ、お前が決めて」
飼い主の女性が言い、君は頷いた。
「かしこまりました」
この建物には三つのベッドルームがあるのだが、どれも間取りや広さは同じだった。
ホテルでいえばツインルームが三部屋だ。
君は一番奥の庭に面した部屋に飼い主の女性の荷物を入れ、残りの部屋に後の二人の荷物を置いた。
その後、君はまた車へ行き、着ていた服を全て脱いで裸になると、助手席のフロアに置いていた自分用の小さなボストンバッグの中に服を詰めた。
そして靴の代わりに、屋外での着用のみ許可されているビーチサンダルを履き、バッグを持って家に入った。
リビングに戻り、飼い主の女性の前に跪くと、バッグを開けて中から首輪とリードを取り出し、差し出した。
「よろしくお願いいたします」
女性は空になったグラスをテーブルに置くと、首輪を受け取って君の首に装着した。
そして短い鎖のリードを繋ぎ、くいっくいっと引っ張って状態を確認してから、リードを手放した。
「私たち、荷物を開けたら、海へ行くから、用意しておいて」
「承知致しました」
「飲み物はビールとソーダ、あと、グラスとアイスペールに氷ね」
「かしこまりました」

女性たちが部屋へ戻るより先に、君は急いでビーチの支度をした。
まず倉庫へ行ってプラスティック製のサマーベッドを三脚とパラソルを取り出し、ビーチサンダルを履いて崖の階段を二往復した。
その際、リードが邪魔だったので、首にかけて巻いた。
一回目にサマーベッドを二台両手に抱えて下り、二回目に残りのサマーベッド一台とパラソルを二つ、やはり両手に抱えて運んだ。
そしてビーチの適当なところにサマーベッドを設置し、パラソルを開いて立てた。
砂は熱く、海が輝いている。
日差しが眩しい。
君は一瞬だけ海を眺めた後、それからまた崖を登り、今度は台所でビールの準備を始めたのだが、もう全身が汗だくだった。
君はタオルで汗を拭き、アイスノンを入れたクーラーボックスに何本かビールとソーダの缶を詰めた。
ついでにボックスの中の空いたスペースに、グラスと、氷を入れたアイペールも置いた。
そうして準備が整うと、君はクーラーボックスを肩にかけ、ビーチサンダルを履いて庭に出た。
すでに三人の女性たちは際どいビキニの水着を着てテラスに置かれたソファに座っていた。
「お待たせいたました」
女性たちが立ち上がった。
三人とも凄まじい色気を爆発させていて、思わず君は勃起してしまった。
君より背が低い女性は一人もいない。
取り囲まれると、マゾの君はそれだけで囚われた気分が高まってドキマギしてしまう。
しかし女性たちはそんな君を一瞥しただけで基本的には無視だ。
「私たちの荷物、持ってね」
飼い主の女性が君に命じた。
「はい」
君は籐製のトートを持った。
中を覗くと日焼け止めやフリスビーや三人の電話などが入っていた。
「どうぞ」
君はバッグを持つと、三人の前に立って崖の階段へと向かい、振り向いて「お気をつけください」と声をかけてから、ビーチへと降りていった。
崖の階段は樹木が頭上を半ば覆っていて日陰になっていたが、砂浜に出ると、午後の太陽が強く天頂付近から打ちつけた。
凪の海がキラキラと輝いていて、遮るもののない空は高く青い。
美しい真夏日だった。
砂浜に入ると、君はビーチサンダルを脱いで裸足になった。

女性たちがベッドに座ると、飼い主の女性が君に、日焼け止めを体に塗るように命じた。
彼女たちはビキニのトップスはさっさと取ってトップレスになると、小さなボトムだけを身につけた状態で君を待った。
「失礼いたします」
君はまず飼い主の女性から体に日焼け止めを塗っていった。
日焼け止めは、自分の手が届かない背中などだけでなく、全身を君に塗らせた。
君はリードを持たれながら、ドキドキしつつ女性の体に慎重かつ入念に日焼け止めを塗っていった。
当然、むき出しのバストにも手のひらを這わせて塗った。
それは想像以上に素晴らしい手触りだった。
一瞬、何もかも捨て去る覚悟で(揉みしだいて乳首に吸い付きたい!)と思ったが、もちろん実行に移すことなく、そんな衝動を表にちらりと滲ませることもなく、静々と日焼け止めを塗っていった。
上半身だけでなく、太腿や脹脛、さらには綺麗なペディキュアで爪先が飾られた足まで、丁寧に塗った。
飼い主の女性を塗り終えると、続いて残りの二人も同じようにリードを持たれながら時間をかけて粛々としっかり塗った。
二人の友人も飼い主の女性と同じく素晴らしい肢体で、君の勃起は萎えることがなかった。

三人の美しい女性の汗ばむ肌が夏の日差しの中で艶やかに煌めいている。
長くしなやかな脚を優雅に組んでサマーベッドに横たわる女性たちに、君は缶ビールを渡した。
グラスに注ごうとしたら、缶のままでいいと言われた。
あたりは静かで、小さな波が寄せるチャプチャプという音だけが聞こえている。
飼い主の女性がバッグからフリスビーを取り出すように命じ、君に言った。
「ねえ、これを投げてあげるから、取っていらっしゃい」
「はい」
「もちろん、お前は犬なんだから、犬らしく四つ足で走って取りに行くのよ」
「はい!」
君はその場で膝をつき、両手を前に置いた。
熱い砂で、手のひらが焼けるようだった。
女性はリードを首輪から外すと、それを足元の砂の上に置いた。
「いくわよ」
そう言い、勢いよくディスクを海に向かって投げた。
君は次の瞬間、四つ足で駆け出し、海の中へ突っ込んでいった。
ディスクはすでに海面に落ちて浮いていた。
君はバシャバシャと水をかいて進み、ディスクを口で咥えると、そのまま踵を返して海から上がり、女性の元へ急いだ。
そして足元までたどり着くと、咥えたディスクを女性に差し出した。
「よくできたわね」
女性が乾いた笑い声を響かせて君の口からディスクを取ると、隣の友人に手渡した。
「やってみる?」
「面白そう」
女性はディスクを受け取ると、君に命じた。
「ちょっと、砂浜の向こうへ行ってなさい、で、投げたら、それをキャッチするの」
「はい」
できるかどうか不安だったが、君は頷いた。
そんな君に、女性は言った。
「でもさすがに犬みたいに口でキャッチするのは無理だろうから、手で取っていいわよ、でもあくまでも基本の姿勢は四つん這いよ」
「はい!」
君は熱い砂の上を四つん這いで小走りになりながら彼女たちの元から離れた。
そして砂浜の先まで進むと、振り返り、お座りした。
「それっ」
女性がディスクを投げた。
君はその動きを目で追い、飛びついた。
自分でも意外だったが、君は見事にディスクをキャッチした。
それを見て女性たちは「なかなかうまいじゃん、この犬」と笑った。

しばらくの間、そんな遊びが続いた。
女性たちはビールを飲みながらフリスビーを投げ、君は日差しが弾けるビーチを縦横無尽に駆け回った。
汗が全身から噴き出し、喉がカラカラに乾き、息が上がり、次第に動きが鈍くなってきた。
そして、そのうちに全くフリスビーに追いつけなくなって、ついに君は派手につんのめって砂浜に突っ伏した。
「なあに? 疲れたの?」
友人の女性の一人がケラケラ笑いながら訊き、君は体を起こすと「ワンワン」と吠えた。
遊んでいる途中から「お前は犬なんだから、人間の言葉を使うなんておかしい、ワンワンで応えなさい」と命じられていたから、「疲れました、休ませてください」という意味で「ワンワン」と泣いて哀願の目で訴えた。
「仕方ないわねえ」
女性はそう言うと、「こっちへいらっしゃい」と手のひらで呼んだ。
「ワンワン」
君は吠え、一応は砂にめり込むように刺さっていたディスクを咥えて取り、女性の元へ駆け寄った。
女性はそのディスクを取ると、適当に捨て、「喉、渇いた?」と訊いた。
「ワンワン!」
君は残っている冷たいビールを飲ませてもらえたら、と期待を込めて高らかに吠えた。
女性はクーラーボックスを開けた。
しかし中にはまだビールやソーダが残っているはずだったが、女性は、「残念」と言った。
「お前の分はないわ」
「ワンワン!」
君は飲み物をもらおうと、必死に吠えた。
すると女性は、「そんなに欲しいの?」と訊いた。
「ワンワン!」
君はチンチンの格好をして体を弾ませながらこたえた。
女性はそんな君を眺め、「仕方ないわねえ」と呟くと、サマーベッドから立ち上がり、クーラーボックスを開けて中からアイスペールを取り出すと、氷を砂の上に捨てた。
そして、脚を開いて立ち、おもむろにビキニのボトムの股に手を入れて布をずらすと、空になったアイスペールを股間に差し入れ、その中に放尿した。
黄金色の液体が勢いよく湧出し、煌めきながらアイスペールの中に溜まっていく。
強いアンモニア臭が立ち込め、君はゴクリと生唾を飲み込む。
女性が放尿を続けながらアイスペールを持つよう君に命じた。
「ちょっと、これ持って」
「はい!」
思わず人間の言葉でこたえてしまい、すぐにそれに気づいた君は「ワン!」と吠え直した。
ずらされた布の隙間から密生する茂みが覗いている。
その茂みを濡らしながら金色の放物線が迸り出ている。
それは神々しい光景だった。
細かな飛沫がしきりに跳ねて君の手や体を濡らす。
やがて放尿を終えた女性が水着のボトムを直し、飼い主の女性やもう一人の友人を見た。
「みんなも、する?」
「いいわね」
まず隣の友人の女性が苦笑しながら同意し、同じように放尿した。
君は彼女の股間にアイスペールを掲げ持ってそれを受けた。
続いて飼い主の女性も放尿した。
君はずっしりと重くなっていくアイスペールを掲げ持ちながら、額から流れ出た汗が目に入って滲みるのを我慢していた。

じきにアイスペールが三人分の尿で満たされた。
強いアンモニア臭が鼻を突き、君はペニスを限界までそそり立たせている。
アイスペールの中に溜まった大量の尿が、夏の太陽光線を受けて金色に輝く。

「飲みなさい」
最初に放尿した女性が言った。
「嬉しいわよねえ」
飼い主の女性も言った。
「たくさんあるけど、残しちゃ駄目よ」
もう一人の友人の女性も言った。

「ワンワン!」

君は歓喜と謝意と「いただきます!」という気持ちをその声に込めながらひとしきり大きく吠え、烈しい陽光が照りつける眩しいビーチの真ん中で膝立ちしながらアイスペールを傾けると、その縁に唇をつけ、ゴクゴクと喉を鳴らして飲んだ。

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